当日の模様
京都新聞
武将名リスト
1 細川越中守忠興 (長岡越中)
2 石田治部少輔三成
3 福島左衛門大夫正則
4 加藤肥後守清正
5 松平下野守忠吉
6 伊達陸奥守正宗
7 松平三河守秀康
8 井伊兵部少輔直政
9 上杉弾正少弼景勝
武者行列要綱
日 時 2023年11月23日 13時00分から14時30分
コース 伏見区 京橋、時代衣裳おかむら店から出発、竹田街道を北上し大手筋で右折、大手筋商店街を経由して御香宮に至る。
行列コース図を参照
人 数 男性20名 女性10名
行 装 男性は甲冑姿 女性は桃山風和装
所 作 行進。押し太鼓を鳴らす。 鬨の声(エイエイ)を挙げる。
大手筋商店街の中央部で口上を述べる、今回の催しの趣旨を述べる。約7分
【開催趣旨】
伏見の街は、その町名が独特であり、戦国~江戸時代初期に活躍した武将の名前を表記している。その武将の名前は薩摩の島津から仙台の伊達、山形の最上に至るまで日本全国を覆っている。これはかつて伏見が日本全国の首府としての役割を果たしていた時代の名残ということが出来る。
それは豊臣秀吉が伏見城を建設して政治の中心としたことから、日本全国の武将、大名が伏見に参勤して、伏見城の周辺に屋敷を設けていたこと。続く徳川家康もまた征夷大将軍となってからも伏見城にあって政務をとったことから、諸大名もまた引き続き伏見に屋敷を構えた。そのような状態は伏見城が終焉を迎える1620年代まで続く。
城も周辺の大名屋敷も無くなったけれどもこれらの屋敷の地名が、土地の字アザ名として残り、それが今日の伏見桃山地区の町名として継承されたものである。伏見桃山地区の町名は、伏見がかつて日本の首府であったことの生き証人ということができよう。 今日、伏見の町起こし、活性化を図る一助として、この歴史の遺産を活用することを考えた。具体的には、これら町名のもととなる武将たちを選び出して、伏見の街を練り歩き、伏見の栄光の時代を想起し、再現しようとする試みである。